前回の審査から 37 日目。
半身半立ちでの小手返し。
基本的には立って行う小手返しと同じ流れだが、膝行で動くのでコンパクトにまとめる必要がある。
相手が突きを打ってきたのに合わせて転換しながら、突きの手を軽く掴む（引っ掛けるくらいのイメージ）。
相手の力を利用して軽く下へ引き込みながら自分の中心へ。
もう片方の手で相手の顔へ当て身を入れながら正面に向き直す。
当て身を入れた腕をそのまま掴んだ相手の腕（肘のあたり）に振り下ろす。
と同時に身体も転換。
腕の力だけでは相手をコントロールできない。
身体が回転する力を利用して相手を倒す。
振り下ろした腕をそのまま相手の腕に引っ掛けて、タイミング良く引っ張り上げる。
そうすることで相手の身体が背中を軸に回って、最後の極めの状態へ移行しやすい。
しっかり相手の身体を自分の方へ引き寄せたら、二教の裏と同じ方法で極める。
立ち技と同じく、足元がバタバタしないように。
なるべく少ない動きで。
足の位置を一度決めたら動かさない。
転換は一気に。
細かく動かしてしまうと重心も動いて軸がブレる。
上半身より下半身がちょっとだけ先行して動くイメージ。
下半身の動きを上半身へ伝えて、大きな力を生み出せるように。
柔らかくしなやかな身体をイメージする。
