前回の審査から 49 日目。
半身半立ち四方投げ。
いきなり前へ踏み込もうとするのではなく、掴まれた瞬間に少しだけ横へ(外へ)ずらす。
手で引っ張らない。
掴まれた手はそのまま放っておいて、腰の回転で相手を崩す。
手よりも先に足を踏み出すイメージ。
一歩踏み出したとき、後ろの足も付いてくるように。
膝行の基本。
足はどんなときも必ず揃える。
離れてしまうとバランスが崩れやすくなり、回転もしづらくなる。
足は広げすぎず、閉じすぎず。
掴まれたときに少し横へずらす分を頭に入れて、自然な形で構える。
二教裏。
相手に対して身体を正面に向ける。
横を向いていると力が逃げてしまって、充分に相手の手首が決まらない。
相手の肘の内側から引き寄せ、自分の胸と挟み込むようなイメージ。
相手に真っ直ぐ体重をかける。
三教裏。
まずはしっかり三教を極めて、相手を起こす。
相手の重心がしっかり上がったところで、相手の近い方の足の位置を相手の背中側へ。
三教を極めたまま真っ直ぐ落とす。
目安は相手の膝くらい。
斜めに引くのではなく、真っ直ぐ下に落とすことを意識。
自分の身体は回転するが、その力で相手を落とす訳ではない。
あくまで三教を極めて浮いたところを、その反動で落とすようなイメージ。
呼吸投げ。
二級からは呼吸投げの回数が 6 回に増える(三級以下は 4 回)。
3 回目からは前方投げの形に移行。
6 回目で剣を振り下ろすように投げ、受けの人は飛び受け身。
前方投げのときは、投げてからすばやく体勢を整えて次の投げに備える。
ここでも膝行をしっかりと。
バタバタしない。
相手に取らせるとき、手の位置が低いと相手も取りづらいし自分も投げづらい(相手の体重がかかる)。
ある程度高い位置で取らせる。
お互い座っているときの位置でやろうとすると低くなってしまうので、意識的に高くする。