ゆるくまじめに合気道

難しいことはよく分からない。でも合気道は楽しい! そんな非ストイック人間が、日々の稽古で気づいたことや考えていることについて書き連ねます。未経験者や初心者のお役に立てますように。

合気道の始め方 稽古について

合気道はメガネの人でもできるの?

投稿日:2018年11月8日 更新日:

こんにちは。
合気道三級のばーやんです。

僕が合気道を始めるにあたり、最も不安だったのは目が悪いことでした。

僕はお風呂と寝るとき以外、メガネをかけっぱなし。
メガネを外すと、テーブルを挟んで座っている人の顔も分からないほどの視力しかありません。

目のアレルギーがあるせいで、ソフトコンタクトレンズは使えず。
ならばとハードコンタクトレンズを使っていたこともありますが、手入れが大変だし無くしたらショックだし……(実際に無くしたこともあります……)。

ということで、メガネ生活歴は 20 年以上になります

そんな僕が合気道なんてできるのか?
メガネをかけたままで大丈夫なのか?
メガネを外しても稽古についていけるのか?

いろいろ不安でした。
おそらく同じような不安を抱えている人も多いんじゃないですかね。

結論から言うと、意外と何とかなります
メガネをかけているときと同じというわけにはいきませんが、それでも大半のことは対応できますよ
もちろん困ることもありますが……(^^;

前置きが長くなりましたが、今回は稽古におけるメガネの扱いについて書いてみます。
もしメガネをかけていることで二の足を踏んでいる人が居るのであれば、その不安が少しでも解消してくれると嬉しいです。

稽古中はメガネを外した方が良さそう

道場によって決まりが異なると思いますが、稽古中はメガネを外しておいた方がいいと思います。
単純に危ないので。

入り身投げや天地投げの相手の身体に顔がぶつかったり、四方投げを掛けようとして自分の腕が引っかかったり。
前回り受け身なんてしたら、どこかに飛んでいってしまうかも知れませんしね。

自分がケガをしたり、メガネが壊れたりするだけではありません。
他の人にとっても危ないことがあります。
ぶつかったら単純に痛いですし、落としたメガネを踏んでレンズが割れたりしたら大変ですからね。

稽古中はメガネを外しておきましょう。

メガネを外しても動きは見える

僕のように「メガネを外したら目の前の人の顔も分からない」という人も多いと思います。
そんな人が裸眼で稽古できるのか……、という不安は当然ありますよね。
でも、これが意外とできるんです!

はっきり顔は分からなくても、何となくの動きくらいなら認識できないですかね?
僕は辛うじてお手本の動きを追うことくらいはできる視力なので、稽古中は裸眼のまま通します。

もちろん細かいところは分かりません(^^;
手の位置や角度にポイントがあるような技の場合、まったくと言っていいほど見えてませんから。

でも、大まかにでも分かったら、あとは実際にペアを組んで稽古するときに教えてもらえばいいんです
お手本を見ただけで全てを理解してる必要はありません。
特に初めての技の場合、仮に見えていても分からないことの方がほとんどですからね。
ペアを組んだ相手の人に遠慮なく聞きましょう

お手本のときだけメガネをかけるという手も

お手本をくっきりはっきり見たい!
という人は、自分の稽古のときだけ外しておいて、お手本のときだけメガネをかけ直す、という手もあります

確かにその方が分かりやすいですからね。
見えていないより見えている方が良いのは間違いないです。
僕が通っている道場にも、そんな風にしてかけたり外したりしている人も居ます。

ただ、それにもデメリットというか注意点があります。

それは、かけたり外したりに時間がかかるということ。
「そんなの一瞬じゃないか」と思うかも知れませんが、意外と大きなロスになります。

外したメガネは安全な棚の上や、道場の端の方に置く必要がありますからね。
小さな道場であればすぐでしょうが、広い道場だとなかなかの時間がかかります

お手本が終わってペアを組んで、というタイミングで毎回その手間がかかってしまいます。
相手の人を待たせることにもなりますし

稽古が終わって戻ってくるときも然りです。
置き場所が決まっていればすぐ見付かるでしょうが、毎回違ったところに置いていると探すのにも時間がかかります
お手本は静かに座って見るのが基本。
バタバタと走り回っていることがないように気を付けてください

結論:稽古中は外しっぱなしがおすすめ

僕の経験から結論を出すと、
稽古中はメガネを外しておく
お手本で見えなかったところは、ペアを組んだ相手に教えてもらう
ということになります。

本当に意外と何とかなるんですよね。
顔が分からなくても、輪郭がボヤけていても、何となく見えてさえいれば稽古はできます

逆に、目で見ようとしない方が良かったりもしますしね。
身体が自然に動いてこその合気道ですから。
技の動きが頭の中でイメージできるのであれば、実際に目で見る必要もあまり無かったりします
(もちろん初動はしっかり捉える必要がありますが)

もちろんこれはあくまで僕の経験則なので、あなたに合った別の方法があるかも知れません。
道場によっても違うでしょうしね。

僕はメガネを外していても、お手本の身体の大まかな動きくらいは分かります。
それすら厳しいくらいの視力であれば、かけたり外したりする方法も検討する必要がありそうです。

そこはあなたが通っている(通おうとしている)道場で相談してみてください
きっと何らかのアドバイスをしてくれるはずです。
ひょっとしたら「メガネ置場」を作ってくれる親切な道場もあるかも……?

追記:技自体にメガネの有無は関係ない

誤解があったらいけないので、念の為。

ここで書いたのは、あくまで「稽古」の話です。
合気道の技自体は、メガネをかけていようがかけていまいが関係ありません

稽古の最中は何があるか分かりませんからね。
いろいろ実験・研究をしてみたり、その中で失敗したり。
そういう中でメガネをかけていると危ないこともあるので、外しておいた方が良いですよ。
という話です。

なので、「メガネをかけていたら実践で合気道は使えない?」という話ではありません
使えます。
しっかり身に付けた技であれば。

というか、むしろ「メガネをかけたままでも安全に行える技」を研究すべきじゃないでしょうか。
人それぞれ身体が違いますから、同じ技でもやり方が微妙に違っています。
メガネをかけているということもその人の特徴の一つですから、それに合った技を追求するのも面白そうですね

実践でも自然と身体が動くように、しっかり稽古を積み重ねましょう。

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