前回の審査から 28 日目。
入り身投げの崩し方について。
こないだの稽古とは別の先生からまったく違う話を聞いた。
僕としては今日の話の方がしっくりくる。
必要以上に落とす必要はない。
しっかり崩して引き付けられれば、自然と相手の頭が自分の肩付近に来る。
あとは腕を大きく上に伸ばしながら、前に踏み出せばいい。
(腕で投げるのではなく、身体で投げることを意識すること)
正面打ちの場合。
深く踏み込んで相手の背後に回り込む(入り身)。
自分の切っ先(指先)が相手の肩から抜けていくくらい。
相手の腕を切り落とすとき、腕(かいな)を返して手の甲側の手首を相手の腕に当てながら滑らせていく。
手を軽く反らせるくらいのイメージで。
このとき腕はしっかり伸ばす。
身体を回しながら滑らせて、最終的には相手の手首付近に引っ掛ける。
そのまま回し続けることも可能。
首に添える手も、腕を返して手の甲で相手の首から顎にかけてを引っ掛ける。
手の平で引っ張ろうとすると相手は抵抗するが、手の甲だと自然に付いてくる。
手の平で引っ張ろうとすると屈筋を使った力勝負になるが、腕を返すと伸筋が働くので単なる力勝負にならず、相手も崩れやすい。
切り落とした腕をそのままにしておくと、相手にしがみつかれてしまう恐れがあるので、ある程度崩して投げるタイミングになったら、素早く上に大きく上げる。
このときも腕は返したままで、親指が下に向いている状態。
腕を振り下ろすのではなく、真っ直ぐ前に出ていくだけ(というイメージ)。
片手取りの場合も、相手の手を切るときは自分の腕を伸ばした状態で。
上段でも下段でも、しっかり腕を伸ばした方が相手の手を切りやすい。
あとは正面打ちのときと同じように、相手の腕に手を引っ掛けて回っていく。
今回のメモは言葉にするのが難しい。
後で読んでどこまで思い出せるか若干不安。