こんにちは。
合気道三級のばーやんです。
道着を初めて着る人が最初にぶつかる壁が、帯の締め方です。
まぁ普通は分かりませんよね……。
紐なんかとは違って太くて厚みもありますから、初めは戸惑うと思います。
正しい締め方・結び方を知らなければ、すぐに外れますし見た目も美しくありません。
今回は僕が教わった帯の締め方をご紹介します。
他にも方法はあるかも知れませんが、僕はこの締め方で稽古中に緩んだことは一度もありません。
道場指定の締め方があるなんて話は聞いたことないので、たぶん大丈夫だとは思いますが……。
心配なら道場の先輩に確認してみてくださいね。
何度も見ながら練習してください。
慣れれば 1 分ほどで締められるようになりますよ。
腰の前に合わせる
右側が短い状態で帯を腰に合わせます。
左側は長く垂れ下がっている状態です。
高さは腰骨のあたりに。
お腹まで上げてしまうと、あまり見栄えはよくありません。
浴衣なんかと同じですね。
長さは後で調整するので、この時点では適当で構いません。
表側(名前やロゴが入っている面)が外に向いているように気を付けてくださいね。
ここで間違えると後で最初からやり直すことになります。
ぐるりと一周
垂れ下がった左側を後ろに回して、そのまま一周させます。
上に重ねるようにして、再び左側へ抜きます。
さらにもう一周
もう一度、左側から後ろへ回して一周させます。
これで帯が二重に巻かれた状態になりました。
この時点で左右の長さが同じになるように調整してください。
(写真では調整できていませんが……(^^;)
左側を下から通す
ここからちょっとややこしくなりますよ。
しっかり写真を見ながら確認してくださいね。
左側に垂れ下がった部分を、二重になった帯の一番下(帯と道着の間)を通して上へ出します。
上から見るとこんな感じ↓です。
二重の帯の間を通し、輪っかを作る
上へ出した部分をそのまま、二重になった帯の間を通して下へ抜きます。
が、まだ完全には抜かないでください。
端っこだけを差し込むようにして、輪っかを作っておきます。
上から見るとこんな感じ↓です。
右側の端っこを輪っかに通す
最初に腰に合わせて以来、まったく動かさなかった右側をようやく使います。
一つ前のステップで作った輪っかを通します。
と同時に、二重になった帯の間も通します。
上から見るとこんな感じ↓です。
あとは強く結べば完成!
最後に両側の端を引っ張って強く結べば、しっかり帯を締めることができたはずです。
結び目に横向きの三角形ができていれば成功です。
この三角形が無かったり、形が崩れてたりすると、ひょっとしたらどこかで間違っているのかも知れません。
見た目が美しく仕上がっていれば、締め具合もいいはずですよ。
何度も練習してスムーズにできるようになってくださいね。